モバイルSuica特急券で新幹線に格安に乗る!わかりやすい解説

新幹線にはいくつか格安に乗る方法がありますが、その1つがモバイルSuica特急券
モバイルSuica特急券とは、JR東日本のモバイルSuicaのチケットレス特急券。

新幹線の座席をネット予約し、改札はスマホをタッチして通過。
新幹線料金は「モバトク」「スーパーモバトク」で割引になります。
参考モバイルSuicaとは?(公式)

 

このモバイルSuica特急券とはどのようなものか?
また、どの新幹線で使えて、どのように利用すればいいのか?
ここでは、この「モバイルSuica特急券」について詳しくご紹介します。

新幹線でモバイルSuica特急券を利用するには?

モバイルSuica特急券を新幹線で利用するにはどうすればいいのか?
また、どの路線で利用することができ、どう予約すればいいのか?

モバイルSuicaへ会員登録する!年会費は?

まず、モバイルSuica特急券を利用する環境を作らなければなりません。
そのためには、会員登録をしクレジットカードを登録します。

クレジットカードはほとんどのカードが使えますが、カードによって年会費が違います。
年会費はビューカード利用時のみ無料、その他は基本的に年会費1,030円がかかります。

この準備ができれば、新幹線を予約することができます。

 

予約できる新幹線は?

モバイルSuicaで予約できるのは、東北・北陸・上越・秋田・山形・北海道新幹線
割引料金で予約できる新幹線は、基本的には「えきねっと」と同じ路線です。
参考ページ東北・上越・秋田・山形新幹線に格安に乗る方法(まとめ)

さらに、モバイルSuica登録後、専用クレジットカードなしでエクスプレス予約の登録が可能。
チケットレスで東海道・山陽新幹線を割引予約することもできます。

なお、エクスプレス予約予約の利用には別途年会費1,080円がかかりますが、スマートEXを利用すれば年会費を払うことなく、東海道・山陽新幹線を予約することができます。

ただし、スマートEXの通常予約料金(早特以外)はエクスプレス予約ほど安くありません。

 

割引になるのはモバトク・スーパーモバトクの2つ

モバイルSuicaから予約できるモバイルSuica特急券には2つの種類があります。
1つは多くの区間で使える「モバトク」、そしてさらに安い「スーパーモバトク」。
この「モバトク」「スーパーモバトク」についてご紹介しましょう!

モバトク

モバイルSuica特急券「モバトク」は当日でも新幹線の予約が可能です。
利用できるのは東北・北陸・上越・秋田・山形・北海道新幹線の各区間。

普通車・グリーン車・グランクラスも割引になり、普通車ならどの区間でも割引料金。
ただし、料金はそれほど安くなく、「スーパーモバトク」や「えきねっと」の方がお得です。

次にご紹介するスーパーモバトクの設定がない区間や、予約期限を過ぎた場合には、この「モバトク」を利用します。

 

スーパーモバトク

モバイルSuica特急券で料金が安いのは「スーパーモバトク」。
ただし、「モバトク」のように全区間・列車・座席で利用できるわけではありません。

予約にも期限があり、乗車日の1ヶ月前の10:00から前日の23:40まで。
この期間中のみ購入することができますが、購入後の変更はできません。

「スーパーモバトク」は限られた設定区間でのみ利用することができます。
利用できる区間は、東北・北海道新幹線なら、東京-仙台や大宮-新函館北斗など。
しかし、東京-新青森・大宮-盛岡などの区間には設定がありません。
スーパーモバトクの設定区間の確認は⇒スーパーモバトク各区間の料金

スーパーモバトクは、その区間に設定があれば、普通車指定席は予約が可能です。
グリーン車は東京-仙台など一部区間では予約できますが、東京-富山などは利用不可。
グランクラスは「スーパーモバトク」では割引になりません。

また、「スーパーモバトク」が利用できる区間でも、全列車に乗れるとは限りません。
例えば、東京-新函館北斗は「はやぶさ」利用可能ですが、東京-仙台は利用不可。
北陸新幹線の東京-金沢なら「かがやき」「はくたか」とも利用可能です。

 

では、モバイルSuica特急券「モバトク」「スーパーモバトク」はどのように利用するのでしょうか?

 

モバイルSuica特急券の予約方法・利用方法

モバイルSuica特急券の利用方法を簡単にご紹介します。

予約方法

モバイルSuica特急券は、乗車日1ヶ月前の10時から列車の発車6分前まで購入可能。
(「スーパーモバトク」は前日23:40まで)
この期間中の5:30~23:40まで予約可能で、これ以外の時間には利用ができません。

座席の予約は、モバイルSuicaアプリから列車の乗車区間や時刻を指定します。
表示された列車から、乗る新幹線を選び座席を選択します。
この時、「スーパーモバトク」の設定があれば、表示されるので選択可能。
あとは、シートマップで空いている座席を指定して予約することもできます。

 

利用方法

モバイルSuica特急券は予約した後に、自分のスマホ等にその情報をダウンロードします。
片道ずつダウンロードして受け取ることによって、その端末で改札を通ることができます。
モバイルSuica特急券は、受取りの前でも後でも1度は変更が可能です。
ただし、モバトクは変更が可能ですが、スーパーモバトクは変更ができません
こうして受け取ったモバイルSuica特急券は、端末を改札にタッチし、指定列車に乗ることができます。

 

モバイルSuica特急券のメリット・デメリット

モバイルSuica特急券についての概要をご紹介しましたが、安い方法には必ずメリット・デメリットの両方があります。

次に、モバイルSuica特急券のメリット・デメリットを確認しておきましょう!

モバイルSuica特急券のメリットは?

料金が安くなる!

モバイルSuica特急券なら、通常料金より間違いなく安く新幹線に乗ることができます。

モバトクは、当日の乗車直前に予約しても割引料金。
スーパーモバトクなら、予約期限(前日23時40分まで)に予約すれば料金は格安です。

事前予約登録もできる!

新幹線チケットは、通常は乗車日の1ヶ月前から購入することができます。
しかし、モバイルSuica特急券「モバトク」はそのさらに1週間前から予約可能
早く新幹線の座席を確保したい時でも、料金は「モバトク」で安くなります。

viewカード・スマートEXで東海道新幹線も格安

モバイルSuica特急券はビューカードを利用すると年会費は無料です。
東海道新幹線の予約も、別途スマートEXに登録すれば年会費は無料です。

東海道新幹線の場合、通常の予約料金はエクスプレス予約の方が安いです。
しかし、早特を利用すれば、エクスプレス予約・スマートEXの料金は同額。
viewカードとスマートEXを使えば、年会費無料で東海道・山陽新幹線も割引料金で予約することができます。

 

モバイルSuica特急券のデメリット

2人以上は予約できない!

モバイルSuica特急券のデメリットの1つが、会員本人しか利用できないこと。
スマホ画面で改札を通るという性質上、複数での予約はできません。
複数で新幹線に乗る時には、6人まで予約できる「えきねっと」を利用した方がいいでしょう。

キャンセル・払い戻しに注意!

モバイルSuica特急券で注意しなければならないのがキャンセル・払い戻し。
まず、列車の出発前なら払い戻しは可能です。

しかし、列車の出発後の場合、モバトクは当日23時40分までに払い戻しをすれば、運賃と手数料310円分は引かれますが、一応払い戻しをすることができます。しかし、スーパーモバトクは出発後の払い戻しはできません。

そして、予約前に最も注意しておきたいのいがスーパーモバトクの払い戻し手数料
モバトクの払い戻し手数料は1枚310円です。
しかし、スーパーモバトクの払い戻し手数料は区間によって違います。
例えば、普通車指定席で東京-仙台なら890円、東京-秋田なら1,750円、東京-金沢1,200円。
グリーン車の場合、最も長距離の東京-新函館北斗は3,860円です。

 

モバイルSuica特急券って本当に安いの?

モバイルSuica特急券の「モバトク」と「スーパーモバトク」。
「えきねっと」など、同じ区間で使える他の方法と比較して、料金は安いのか?
実際の料金を比較してみましょう!

【例】東京-長野

北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「あさま」などが利用できる東京-長野。
普通車指定席の通常料金は片道8,200円です。
この区間には「スーパーモバトク」の設定はなく、利用できるのは「モバトク」のみ。
モバイルSuica特急券「モバトク」の料金は7,400円なので800円安くなります。

東京-長野では、回数券も利用することができます。
回数券の料金は、6枚45,960円なので、1枚7,660円。
回数券よりは「モバトク」の方が安いです。

しかし、この区間では「えきねっと」も利用することができます。
えきねっと「トクだ値」なら、10%割引で通常期7,380円、15%割引で6,970円。
「お先にトクだ値」の30%割引で5,740円、35%割引で5,330円です。
いずれも、モバイルSuica特急券より「えきねっと」の方が安いです。

【例】上野-秋田

秋田新幹線「こまち」で移動する上野-秋田の普通車指定席片道料金は17,080円。
「モバトク」なら1,750円安く15,330円、「スーパーモバトク」なら3,760円安く13,320円。

上野-秋田には、こまち4枚回数券があり、料金は1枚14,260円。
スーパーモバトクの方が安いですが、モバトクよりは回数券が安いです。

しかし、この区間でも「えきねっと」を利用することができます。
えきねっと「トクだ値」なら、10%割引で通常期15,810円、15%割引で14,940円。
「お先にトクだ値」の30%割引で12,300円、35%割引で11,420円です。
この区間では安い順に、お先にトクだ値→スーパーモバトク→回数券→トクだ値→モバトクの順。

 

モバイルSuica特急券と「お先にトクだ値」では「お先にトクだ値」の方が安い傾向にあります。
ところが、「お先にトクだ値」は早く購入しない限りなかなか往復とも購入することができません。

そんな時に利用したいのが新幹線ホテルパック
例えば、上野発-秋田行きで1泊2日のパック料金は28,150円(2名利用時)。
このホテルの宿泊料金が1泊4,950円なので、新幹線の片道料金は実質11,600円。
30%割引のお先にトクだ値よりも安く新幹線に乗ることができます。