京都から飛騨高山へ行くには、直通「ひだ」または、名古屋で新幹線と特急を乗継ぎ。
京都-高山の距離は314.3キロで、所要時間は「のぞみ」利用で合計約3時間10~20分。
料金は、新幹線「のぞみ」+特急「ひだ」指定席なら片道11,720円。
新幹線が「ひかり・こだま」なら、指定席で11,510円、全て自由席なら10,450円。
そして、この新幹線+特急料金は、いくつかの方法で安くすることができます。
なお京都ー高山直通の特急「ひだ」は1日1本と利用しにくいですが指定席7,790円、自由席7,260円です。
その中でも、京都-高山で新幹線・特急に最も格安に乗れるのは、
往復新幹線・特急とホテルを同時予約すると格安な新幹線パック。
京都-高山で利用すると、1人約7,500円、2人なら約15,000円お得!
「のぞみ+ひだ」指定席の片道約6,600円は、この区間の最安値。
往復+宿泊の合計料金で比較すると、これが最も安いです!
新幹線チケットは「駅受取」するなら、前日の16時まで予約可能。
ただし、お得なプランは早く完売します。
ここでは、京都-高山の指定席・自由席料金を一覧で紹介。
通常料金から割引きっぷまで、この区間の全ての新幹線・特急料金がわかります。
目次
京都-高山の新幹線・特急料金(指定席・自由席)
京都-高山の新幹線+JRの通常きっぷ(乗車券+特急券)料金は、
11,720円 のぞみ+ひだ指定席
11,510円 ひかり+ひだ指定席
10,450円 自由席
この料金は、利用する方法によって以下のように変わります。
11,850円 スマートEX(のぞみ)+指定席
11,740円 エクスプレス予約のぞみ+指定席
11,640円 スマートEX(ひかり・こだま)+指定席
11,530円 エクスプレス予約ひかり+指定席
10,520円 エクスプレス予約 自由席
※安くなるのはここから※
10,570円 学割のぞみ指定席
10,550円 ぷらっとこだま+指定席
10,360円 学割ひかり・こだま指定席
10,350円 EXこだまファミリー早特+指定席
9,300円 学割自由席
約6,600円 新幹線ホテルパック(のぞみ利用)
全て通常期の料金で、通常きっぷ・学割など指定席の料金は、最繁忙期は+800円、繁忙期+400円、閑散期-400円。
では、京都-高山の正規料金と、格安な方法について解説します!
(11,720円)通常料金
京都-高山の移動は、名古屋で新幹線と特急「ひだ」を乗継ぎます。
通常料金は、のぞみ+ひだ指定席で11,720円、ひかり・こだま指定席11,520円。
指定席の料金は、新幹線・特急合計で最繁忙期は+800円、繁忙期は+400円、閑散期-400円。
そして、新幹線・特急とも自由席なら、全列車共通で10,450円です。
なお、特急は自由席に乗ると、指定席より530円安くなります。
また、1日1本の直通「ひだ」は、指定席7,790円、自由席7,260円です。
(11,850円)スマートEX
東海道・山陽新幹線の座席をネット予約できる「スマートEX」。
年会費無料で新幹線区間のみ予約可能で、指定席は片道200円割引。
そして、特急ひだ(指定席6,140円、自由席5,610円)は、別途料金です。
京都-名古屋は、のぞみ指定席が5,710円、ひかり・こだま指定席5,500円。
特急指定席との合計料金は、のぞみ11,850円、ひかり・こだま11,640円。
このスマートEXの指定席料金は、最繁忙期は+400円、繁忙期+200円、閑散期-200円。
新幹線は割引になりますが、特急との合計は通常きっぷより高くなります。
(11,740円)エクスプレス予約
東海道・山陽新幹線を割引価格で予約できる「エクスプレス予約」。
年会費が1,100円かかりますが、新幹線の料金は年間通してお得。
利用できるのは新幹線区間で、特急との合計料金は、のぞみ指定席11,740円、ひかり指定席11,530円、自由席10,520円。
新幹線は安くなりますが、特急との合計料金は通常きっぷの方が安いです。
(10,550円)ぷらっとこだま
「こだま」限定で安くなるJR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」。
京都-名古屋では、普通車指定席が通常期4,410円。
特急との合計料金は、通常期で指定席なら10,550円、自由席なら10,020円。
当日には購入することはできず、ネットで前日までに購入。
(10,350円)EXこだまファミリー早特
エクスプレス予約・スマートEX会員限定の「EXこだまファミリー早特」。
2人以上で利用することができ、空席があれば3日前まで購入できます。
京都-名古屋では最も安く、「こだま」指定席は片道4,180円。
京都-高山では、特急との合計で指定席なら10,350円、自由席は9,820円。
(10,570円)学割
片道101キロ以上の京都-高山では、学生は学割も利用可。
学校で学割証を発行してもらい、切符を購入すると、乗車券は2割引。
のぞみ+特急指定席は10,570円、ひかり10,360円、全て自由席で9,300円。
指定席は最繁忙期は+800円、繁忙期+400円、閑散期-400円ですが、一年中利用できます。
(約6,600円)新幹線ホテルパック
往復新幹線・特急と宿泊を同時に予約すると安い新幹線ホテルパック。
新幹線パックを利用した時、京都-高山の新幹線・特急料金は最安値。
例えば、京都発~1泊2日で、1人18,800円というパックがあります。
利用するのは1泊5,600円のホテルと、「のぞみ+特急」指定席の往復。
このパック料金からホテルの宿泊費を引くと、片道料金は6,600円と格安!
新幹線・特急で往復+宿泊するなら、これが最も安いです。
「新幹線+特急ひだ」で格安に往復するには?
京都から飛騨高山へ行くには、名古屋で新幹線と特急を乗り継ぎます。
1日1本のみ直通列車がありますが、それ以外の時間帯は名古屋での乗継ぎ。
京都-名古屋は「のぞみ」で約35分、名古屋-高山は特急「ひだ」で約2時間30分。
「のぞみ+ひだ」で、片道約3時間10~20分です。直通の場合約3時間40分。
京都-高山の新幹線+特急の片道料金が安くなるのは「学割」のみ。
エクスプレス予約・スマートEXなど、新幹線の料金は安くなります。
しかし、特急のきっぷは別途購入が必要で、乗継ぎ割引が効かないため、合計料金は通常きっぷより高くなります。
そして、往復+宿泊するなら、最も安いのは新幹線ホテルパック!
例えば、通常きっぷで往復し1泊5,600円で泊まると、1人26,300円かかります。
ところが、これを新幹線パックで予約すると、往復+1泊で1人18,800円。
新幹線パックで予約すれば、1人約7,500円、2人で合計15,000円お得です!
このように、片道料金だけでなく、往復+宿泊の合計で比較すると…
京都-高山の往復+1泊(5,000円)の合計料金比較
往復方法 | 往復+1泊の合計 | 通常料金との差額 |
---|---|---|
のぞみ+特急通常料金 | 28,440円 | なし |
EXこだまファミリー早特+指定席 | 25,700円 | ▲2,740円 |
学割自由席 | 23,600円 | ▲4,840円 |
新幹線ホテルパック(のぞみ) | 18,800円 | ▲7,500円 |
京都-高山で、新幹線・特急往復+1泊5,600円の合計料金を比較しました。
往復+宿泊するなら、新幹線+特急指定席が安いのは新幹線ホテルパックです!
京都-高山の往復は、1人約7,500円、2人で15,000円以上お得!
「のぞみ+ひだ」指定席は、実質片道6,600円と最安値。
往復+宿泊するなら、これを利用するのが最も安いです!
チケットを「駅受取」を選択すれば、前日の16時まで予約可能。
京都-高山の新幹線・JRについて詳しく(Q&A)
新幹線・特急を予約するには?
e5489で予約できます。
京都-高山の新幹線・特急は、e5489で予約できます。
この区間で購入できるのは通常きっぷのみで、割引はありません。
また、新幹線はエクスプレス予約・スマートEXで予約ができます。
しかし、特急の切符は別途購入で、合計は通常料金より高くなります。
「早割」は使える?
新幹線は「早特」で安くなります。
京都-名古屋は、エクスプレス予約・スマートEXで「EXこだまファミリー早特」を使うと安くなります。
なお、往復+宿泊するなら、前日の16時までに新幹線ホテルパックを予約すると安いです!
自由席は安くなる?
学割で安くなります。
京都-高山は、学割で自由席も安くなります。
学割で乗車券は2割引になり、片道1,150円、往復2,300円お得です。
金券ショップで格安チケットは買える?
基本的には販売はないでしょう。
金券ショップへ行くと、新幹線格安チケット(回数券)を購入することができます。
しかし、高山までの回数券もなく、京都-名古屋でも回数券は廃止。
金券ショップでも回数券を購入することはできません。
京都-高山の子供料金と家族旅行費用
家族で新幹線・特急に乗る時には、子供料金や家族での旅行費用も気になります。
そこで、京都-高山の子供料金と、家族旅行費用についてご紹介します。
子供料金
京都-高山の新幹線+JRの通常きっぷ(乗車券+特急券)料金は、
5,850円 のぞみ+ひだ指定席
5,740円 ひかり+ひだ指定席
5,210円 自由席
そして、この子供料金は、以下のように変わります。
5,860円 エクスプレス予約のぞみ
5,810円 スマートEXひかり・こだま
5,750円 エクスプレス予約ひかり
※安くなるのはここから
5,440円 ぷらっとこだま
5,160円 EXこだまファミリー早特
約3,000円 新幹線ホテルパック
新幹線・JRの子供料金は、基本的には大人の半額で、対象は小学生。
乳幼児は自由席は無料ですが、指定席を確保すると子供料金です。
家族旅行の費用を格安にする!
新幹線・特急で往復+宿泊する家族旅行費用、どうすれば安くなるのか?
例として、大人2人・子ども1人の片道料金と、往復+1泊(3人で19,500円)の合計を比較してみましょう!
往復方法 | 大人2・子ども1片道 | 往復+1泊合計 |
---|---|---|
のぞみ+特急通常料金 | 29,290円 | 78,080円 |
EXこだまファミリー早特+指定席 | 25,860円 | 71,220円 |
自由席(幼児) | 20,900円 | 61,300円 |
新幹線ホテルパック | 約15,200円 | 49,900円 |
家族での旅行費用も、最も安いのは新幹線ホテルパック。
新幹線パックを使うと、通常きっぷでの往復より、3人で21,340円安くなります!
なお、子どもが幼児なら、新幹線・特急とも自由席は無料です。
それでも、自由席を利用するより、新幹線パックで家族全員で新幹線・特急の指定席に乗った方がお得です!