新幹線・在来線の乗継割引とは?新幹線同士は適用されるか?

JRには乗継割引という制度があります。
乗継割引」とは、ある条件のもとに特急や急行を乗り継ぐと、特急料金・急行料金・指定席料金が半額になるという制度です。

この乗継割引は新幹線~新幹線に乗り継ぐ時は適用されるのでしょうか?
また、どのような場合に適用があって、どのような場合には適用されないのか?

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では、乗継割引についてご紹介していきましょう!

新幹線利用時に使える乗継割引とは?

JRや新幹線を利用する時、新幹線から在来線特急へ、新幹線から新幹線へ、在来線特急~新幹線~在来線特急など、いろいろなケースが考えられます。

このような乗継ぎが必要な時に期待したいのが「乗継割引」。
まずは、乗継割引のルールを確認しておきましょう。

新幹線と在来線の乗継割引ルール

新幹線と在来線の乗継割引はこのように規定されています。

(以下、JR東日本乗継割引より引用)

以下に紹介する条件で、JR線の特急列車や急行列車を乗り継ぐと特急・急行料金、指定席料金が半額になります。特急グリーン(個室を除く)、特急寝台(2人用の個室及び一部列車を除く)をご利用になる場合も、特急料金分が半額になります。なお、10円未満のは数は切り捨てとなります。出発前に乗車券及び乗り継ぐ列車双方の特急券などを同時にお求めの場合に限り割引になります(乗車券をすでにお持ちの場合はご呈示ください)。
乗車後はこのお取扱いはいたしません。なお、JR線とJR以外の会社線を乗り継ぐ場合は、このお取扱いはいたしません。

新幹線と在来線の乗継割引

東海道・山陽新幹線の新横浜~新下関間の新幹線停車駅、東北新幹線及び北海道新幹線の新青森駅、上越新幹線の長岡駅・新潟駅、北陸新幹線の長野駅・金沢駅、北海道新幹線の新函館北斗駅、大阪駅(新大阪駅で新幹線と乗り継ぐ場合に限る)、坂出駅・高松駅(坂出駅及び高松駅は岡山駅で新幹線と乗り継ぐ場合に限る)、直江津駅(上越妙高駅に直通して運転する在来線の特急・急行列車に乗車し、上越妙高駅で新幹線と乗り継ぐ場合に限る)、または津幡駅(金沢駅に直通して運転する在来線の特急・急行列車に乗車し、金沢駅で新幹線と乗り継ぐ場合に限る)で新幹線から在来線の特急・急行列車にその日のうちに乗り継ぐ場合、在来線の特急・急行料金、指定席料金が半額になります。在来線から新幹線へ乗り継ぐ場合は在来線の乗車日かその翌日でも割引になります。
※新青森~青森間のみをご乗車になる場合は割引の対象になりませんが、乗車券のみで特急・急行列車の普通車自由席をご利用になれます。
・新幹線をはさんで、在来線の特急・急行列車を乗り継ぐ場合は、在来線のいずれか高いほうの料金が割引となります。

・九州新幹線には乗継割引はありません。

新幹線~在来線への乗り継ぎ条件がいろいろと指定されていますが、要するに、「新幹線から在来線の特急に乗り継ぐ場合、適用区間内で同じ日(在来線から新幹線に乗り継ぐ場合は翌日もOK)であれば、新幹線の駅から近くの特急停車駅へ移動し、そこから特急へ乗り継ぐ場合も認めますよ。」ということです。

少しわかりにくいので、具体的にご紹介しましょう。

乗継割引で安くなるのは?

新幹線と在来線を乗り継ぐ時、特急・急行料金・指定席料金が半額になります。
この時、グリーン車を利用しても半額になります。

割引になるのは(在来線の)特急券部分のみで、乗車券は割引にはなりません。
ただし、往復割引学割の条件を満たしていた場合、乗継割引とは関係なく、往復割引・学割で乗車券は割引になります。

きっぷの買い方

乗継割引は、乗り継ぐ列車の乗車券と特急券を同時に購入すると適用されます。
きっぷを購入するのは、基本的に駅の窓口や旅行会社の窓口。

その他に、新幹線・在来線の予約ができる「えきねっと」「e5489」などでも乗継ぎするきっぷを購入することができます。このようなネット予約を利用しても、条件に該当していれば乗継割引は適用されます。

例えば、東京から松山へ行く実際の料金を見てみましょう。
東京から松山へ行くには、岡山まで新幹線、岡山から特急「しおかぜ」に乗り換えます。

新幹線・在来線きっぷを全て別で購入

もし、新幹線と在来線特急のチケットを別で購入すると、東京-岡山は17,340円(乗車券10,480円・特急券6,860円)、岡山-松山は6,830円(乗車券3,930円・特急券2,900円)の合計24,170円です。

新幹線と在来線特急の乗車券・特急券を別で購入すると、乗継割引になりませんので、料金は高くなってしまいます。

なお、乗車券のみ東京-松山を先に買っても、新幹線・在来線の特急券を同時に買わなければ、乗継割引で特急券は割引になりません。

片道きっぷを全て同時購入

この新幹線・在来線のきっぷを全て同時に購入すると、乗継割引が効き、在来線特急の特急券は半額になります。しかも、最初に東京-松山の乗車券を買った方が別で購入するよりも安いです。

この乗継割引が効いた新幹線・在来線の合計料金は20,560円。
全てのきっぷを別で購入するよりも、片道3,610円安くなります。

往復割引でさらにお得

東京-松山の営業キロ数は往復割引が適用される601キロを超えます。
この区間の乗車券は往復分を同時に購入すると、往復割引で1割引。

新幹線・在来線のきっぷを往復分全て同時に購入すると、往復割引と乗継割引の両方の割引が効きます。
すると、乗車券12,250円は1割引で11,020円、特急券は新幹線6,860円、在来線1,450円。
往復割引適用時の片道料金は19,330円。
全てのきっぷを別で購入するよりも、片道4,840円、往復9,680円お得です。

乗継割引になる乗継駅

一文だとわかりにくいですが、分けるとわかりやすいです。

  • 東海道・山陽新幹線の新横浜~新下関間の新幹線停車駅
  • 東北新幹線及び北海道新幹線の新青森駅
  • 上越新幹線の長岡駅・新潟駅
  • 北陸新幹線の長野駅・金沢駅
  • 北海道新幹線の新函館北斗駅
  • 大阪駅(新大阪駅で新幹線と乗り継ぐ場合に限る)
  • 坂出駅・高松駅(坂出駅及び高松駅は岡山駅で新幹線と乗り継ぐ場合に限る)直江津駅(上越妙高駅に直通して運転する在来線の特急・急行列車に乗車し、上越妙高駅で新幹線と乗り継ぐ場合に限る)、または津幡駅(金沢駅に直通して運転する在来線の特急・急行列車に乗車し、金沢駅で新幹線と乗り継ぐ場合に限る)

以上の駅で乗り継ぐ場合に乗継割引が適用されます。

では、新幹線→新幹線と乗り継ぐ場合はどうでしょうか?

新幹線~新幹線で乗継割引は?

新幹線~新幹線について、JRの規定を見てみると・・・

  • 東海道・山陽新幹線の駅で適用されるのは「新横浜~新下関」間のみ。
  • 九州新幹線には乗継割引はありません。

と、決まっています。

新幹線~新幹線に乗り継ぐのは、基本的には東京駅・博多駅のみ。

東京駅では東海道・山陽新幹線~東北・秋田・山形・北陸・上越新幹線に乗り継ぐことができます。しかし、乗継割引の規定では、東京駅で乗り継ぐ場合は適用がありません

また、博多駅では東海道・山陽新幹線~九州新幹線に乗り継ぐことができますが、博多駅は乗継割引の適用外です。(しかも、九州新幹線は乗継割引の適用なし)

結論としては、新幹線~新幹線への適用は一切なしということです。

新幹線同士での乗継割引は使えませんので、新幹線から新幹線へ乗り継ぐ場合は、割引料金で乗るには他の方法を探さなければなりません。
では、どのように割引きっぷを探せばいいのでしょうか?

新幹線~新幹線の割引きっぷは?

新幹線から新幹線へ乗り継ぐ時には、乗継割引にはなりません。
このような場合、他の方法で割引きっぷを探す必要があります。

では、新幹線から新幹線への乗継ぎで使える割引きっぷをご紹介しましょう!

JRが販売する割引きっぷ

東海道・山陽新幹線と九州新幹線や九州の特急を乗り継ぐ時、乗継割引は適用なし。
しかし、このような乗継ぎ時に使える割引きっぷは別で購入することができます。

例えば、名古屋から熊本への往復で使える「のぞみ&九州新幹線」早特往復きっぷ。
名古屋-熊本は「のぞみ」で博多まで行き、博多で九州新幹線に乗り換えます。
この時の片道料金は22,600円、往復割引を使えば片道21,380円、往復42,760円です。

これに対して、「のぞみ&九州新幹線」早特往復きっぷは往復で38,470円。
このきっぷを使うと、往復で4,290円お得です。

このような割引きっぷを購入すると、乗継割引が適用されなくても、乗り継ぐ新幹線の料金も安くなります。また、ネット予約できる割引きっぷもありますので、JR各社の公式サイトを確認してみましょう。

なお、乗継ぎをしても安くなる割引きっぷは、JR東日本では販売がありません。

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この往復チケットは、新幹線・新幹線の乗継ぎも、新幹線・在来線の乗継ぎ予約も可能。
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例えば、名古屋-熊本を往復し、1泊6,000円で宿泊するパック料金は37,000円。

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