新大阪-長崎は、博多で新幹線と特急リレーかもめ、武雄温泉で西九州新幹線と乗り継ぎます。
この区間の距離は770.0キロで、所要時間は「のぞみ・みずほ・さくら」を利用すると、合計4時間20分~30分くらいです。
料金は、博多乗換えで指定席なら「のぞみ・みずほ」20,640円、「ひかり・こだま・さくら」19,900円、全て自由席なら18,840円です。
そして、この新幹線+JR特急「かもめ」の料金はいくつかの方法で安くなります。
そのうち、特に新大阪-長崎で新幹線・JRに格安に乗れるのは、
往復新幹線とホテルを同時に予約する新幹線ホテルパック。
新大阪-長崎の片道料金は、のぞみ利用で実質約14,000円。
「のぞみ」往復の通常きっぷより、1人約11,800円、2人で合計27,600円お得!
特に「こだま」往復+宿泊で合計料金は、最も格安になります!
新幹線チケットを「駅受取」で前日の16時まで予約可。
ただし、お得なプランは早く完売します。
ここでは、新大阪-長崎の指定席・自由席・グリーン車料金を一覧で紹介。
新幹線+JRの正規料金から格安きっぷまで全ての料金がわかります。
目次
新大阪-長崎の新幹線・特急料金(指定席・自由席)
新大阪-長崎の料金は、利用する新幹線・特急の列車・座席によって変わります。
この区間の新幹線+JR通常きっぷ(乗車券+特急券)料金は、
20,640円 のぞみ・みずほ指定席
19,900円 ひかり・こだま・さくら指定席
18,790円 自由席
これが正規料金ですが、いくつかの方法で格安になります。
19,910円 eきっぷ のぞみ+乗車券
19,600円 往復割引のぞみ・みずほ指定席
19,190円 eきっぷ ひかり+乗車券
18,860円 往復割引ひかり・こだま・さくら指定席
18,800円 eきっぷ のぞみ+往復割引
18,390円 学割のぞみ・みずほ指定席
18,220円 スーパー早特きっぷ
18,060円 eきっぷ ひかり+往復割引
17,710円 往復割引自由席
17,650円 学割ひかり・こだま・さくら指定席
17,490円 学割+往復割引のぞみ・みずほ指定席
16,750円 学割+往復割引ひかり・こだま・さくら指定席
16,590円 学割自由席
16,540円 学割+eきっぷ
15,690円 学割+往復割引自由席
15,640円 学割+往復割引+eきっぷ
約14,000円 新幹線ホテルパック
以上、全て通常期の料金で、指定席の通常きっぷ・学割などの料金は、時期によって変わります。
では、新大阪-長崎の通常きっぷと、新幹線+JRの格安な方法について解説します!
(20,640円)通常料金
新大阪-長崎は、山陽新幹線・特急リレーかもめ・西九州新幹線を乗り継ぎます。
通常料金は、のぞみ・みずほ指定席利用で20,640円、ひかり・こだま・さくら指定席なら19,900円、全て自由席なら19,790円。
そして、指定席料金は合計で、繁忙期+400円、閑散期-200円、最繁忙期+800円。
これが、駅の窓口や券売機で片道切符を購入した時の通常料金です。
(19,600円)往復割引
片道601キロ以上の新大阪-長崎は、条件を満たせば往復割引が適用されます。
往復分の乗車券を同時に購入すれば、往復割引で乗車券が1割引。
往復割引を利用した料金は、のぞみ・みずほ指定席19,600円、ひかり・こだま・さくら指定席18,860円、全て自由席なら17,710円です。
指定席の料金は時期によって料金が変わりますが、一年中利用が可能。
当日に切符を購入しても安くなり、学割とは同時に使えます。
(19,910円)eきっぷ
JR西日本のe5489とJR九州インターネット列車予約で購入できる「eきっぷ」。
ネット限定の割引特急券で、乗車券と併せて利用します。
新大阪-長崎は「eきっぷ」+乗車券で合計のぞみが19,910円、ひかりが19,190円。
そして、往復割引乗車券と同時に利用すると、片道料金はのぞみ18,800円、ひかり18,060円になります。
ただし、これが購入できるのはJ-WESTカード会員とJQ CARD会員のみです。
(18,390円)学割
片道101キロ以上の距離がある新大阪-長崎では、学割も利用できます。
学割証を学校で発行してもらい、窓口で切符を購入すると乗車券が2割引。
新幹線・JRとも指定席なら、のぞみ18,390円、ひかり・こだま17,650円。
そして、新幹線・JRとも自由席なら16,590円です。
さらに、この区間では、往復分の乗車券を購入すると、往復割引も適用されます。
往復割引+学割で、全て指定席なら、のぞみ17,490円、ひかり・こだま16,750円。
新幹線・特急すべて自由席なら15,690円です。
また、J-WESTカード会員またはJQカード会員は「eきっぷ」と、学割・往復割引で乗車券を購入すると、さらに安くなります。
(18,220円)スーパー早特きっぷ
新大阪-長崎で使えるネット限定の早割「スーパー早特きっぷ」。
購入できるのはe5489またはJR九州インターネット列車予約で、購入期間は乗車日の1ヶ月前から14日前まで。
料金は18,220円で、新幹線・特急とも指定席を利用することができます。
予約後の変更はできず、乗り遅れても後続列車の自由席にも乗れませんが、料金は間違いなくお得です。
(約14,000円)新幹線ホテルパック
往復新幹線とホテルを同時に予約すると安い新幹線ホテルパック。
「のぞみ+特急」の往復+宿泊の合計料金は、いつ予約しても安いです。
例えば、大阪発1泊2日で、1人34,800円というパックがあります。
このパック料金から、宿泊費6,800円を引いた片道料金は実質14,000円と格安です!
新幹線「のぞみ」+特急「かもめ」に格安に乗るには?
新大阪-長崎は、山陽新幹線の新大阪-博多が「のぞみ」で約2時間30分。
博多で特急「かもめ」に乗換えて約1時間40分なので、所要時間は約4時間20~30分。
新幹線は早い「のぞみ・みずほ・さくら」を利用すると時間が短縮できます。
その中でも、最も列車の本数が多く、便利なのは「のぞみ」です。
この「のぞみ」利用時の料金は、いくつかの方法で安くなります。
その中でも、片道料金が特に安いのは「スーパー早特きっぷ」。
しかし、座席数は限定で、14日前までの購入が必要です。
それ以外、学割を除くと、安くなるのはeきっぷくらいです。
そして、往復+宿泊する時に安いのが新幹線ホテルパック。
のぞみ通常きっぷで往復し6,800円で1泊すると、合計48,080円かかります。
ところが、これを新幹線パックで予約すると、往復+1泊で1人34,800円。
1人で利用しても13,280円お得、2人なら合計26,560円お得です!
2ヶ月以上前~前日の16時まで予約でき、チケットは駅で受け取れます。
新大阪-長崎の往復+1泊(6,800円)料金の比較
往復方法 | 往復+1泊の合計 | 通常料金との差額 |
---|---|---|
のぞみ+かもめ指定席 | 48,080円 | なし |
往復割引 のぞみ指定席 | 46,000円 | ▲2,080円 |
スーパー早特きっぷ | 43,240円 | ▲4,840円 |
eきっぷ ひかり+往復割引 | 42,920円 | ▲5,160円 |
学割+往復割引自由席 | 38,180円 | ▲9,900円 |
新幹線ホテルパック | 34,800円 | ▲13,280円 |
新大阪-長崎の、往復+1泊6,800円の合計料金を比較しました。
同じ「のぞみ」に乗っても、利用する方法によって料金はここまで変わります!
往復新幹線とホテルを同時に予約する新幹線ホテルパック。
新大阪-長崎の往復は通常きっぷより1人13,200円、2人なら26,500円お得!
新幹線チケットは「駅受取」で前日の16時まで予約可。
ただし、お得なプランは早く完売します。
新大阪-長崎の新幹線について詳しく(Q&A)
新大阪-長崎で使える「早割」は?
2つのチケットと新幹線パックの事前予約がお得です!
まず、新大阪-長崎では「スーパー早特きっぷ」が使えます。
そして、宿泊するなら、前日の16時までに新幹線ホテルパックを予約するとお得です!
それぞれの予約期限と料金です。
14日前:スーパー早特きっぷ(15,850円)
3日前:新幹線ホテルパック(実質14,000円)
新幹線を予約する方法は?
e5489かJR九州インターネット列車予約で予約できます。
どちらも、基本的には年会費無料で新幹線・特急の予約が可能です。
そして、割引きっぷを利用しないで予約すれば、料金は通常料金です。
会員登録すれば「スーパー早特きっぷ」の利用がお得。
そして、J-WESTカード会員とJQ CARD会員は「eきっぷ」も利用できます。
なお、エクスプレス予約・スマートEXで予約できるのは、新幹線のみです。
金券ショップで格安チケットは買える?
基本的には販売されていません。
金券ショップで販売されている格安チケットは、基本的には回数券です。
しかし、新大阪-長崎は回数券がなく、金券ショップでも販売はありません。
ところが、店舗によっては、安いチケットを組み合わせて通常料金より安く販売している店もあります。
エクスプレス予約・スマートEXでも安くなる?
「早特」を利用すれば安くなります。
山陽新幹線はエクスプレス予約・スマートEXでも安くなります。
しかし、博多-長崎は予約できず、別途料金です。
合計料金は土休日に「EX早特」を利用すれば20,430円と安くなります。
自由席は安くなる?
往復割引・学割・eきっぷなどで安くなります。
自由席は通常料金は指定席より安いですが、割引きっぷは少ないです。
それでも、いくつかの方法で安くなります。
まず、往復割引なら乗車券が1割引、学割なら乗車券は2割引になります。
学生は往復割引・学割を同時に使うと、両方の割引が適用されます。
また、「eきっぷ」でも自由席は安くなりますが、料金は指定席と同じです。
新大阪-長崎のグリーン車料金
新大阪-長崎の新幹線・JRのグリーン車通常きっぷの料金は、
27,480円 のぞみ・みずほグリーン車
26,740円 ひかり・さくらグリーン車
これが新幹線+特急「かもめ」グリーン車の正規料金です。(学割除く)
この料金も、いくつかの方法で安くすることができます。
26,350円 往復割引のぞみ・みずほ
25,610円 往復割引ひかり・こだま・さくら
新大阪-長崎のグリーン車料金も、以上のような方法で安くなります。
新大阪-長崎の子供料金と家族旅行費用
家族で新幹線に乗る時には、子供料金や家族旅行費用も気になります。
そこで、新大阪-長崎の子供料金と家族旅行費用についてご紹介します。
まずは、子供料金から確認しましょう。
子供料金
新大阪-長崎の新幹線・JR特急の通常きっぷ子供料金は、
10,310円 のぞみ・みずほ指定席
9,940円 ひかり・こだま・さくら指定席
9,420円 自由席
以上が、新大阪-長崎の子供料金(正規料金)です。(グリーン車除く)
そして、この子供料金も以下の方法で安くなります。
9,940円 eきっぷ のぞみ+乗車券
9,740円 往復割引のぞみ・みずほ指定席
9,580円 eきっぷ ひかり+乗車券
9,390円 eきっぷ のぞみ+往復割引
9,370円 往復割引ひかり・こだま・さくら指定席
9,110円 スーパー早特きっぷ
9,020円 eきっぷ ひかり+往復割引
8,850円 往復割引自由席
約7,050円 新幹線ホテルパック(のぞみ)
新幹線・JRの子供料金は、基本的に大人料金の半額で、対象は小学生。
乳幼児の場合、自由席は無料ですが、指定席で座席を確保すると子供料金です。
家族旅行費用を格安にする!
新大阪-長崎で家族で新幹線に乗ると、旅行費用はいくらかかるのか?
例として、大人2人・子ども1人の片道料金と、往復+1泊(1人5,400円×3)の合計料金を比較します。
往復方法 | 3人の片道料金 | 往復+1泊合計 |
---|---|---|
のぞみ+かもめ指定席 | 51,590円 | 119,380円 |
往復割引 のぞみ指定席 | 48,940円 | 114,080円 |
eきっぷ+往復割引 | 44,140円 | 104,480円 |
スーパー早特きっぷ | 39,610円 | 95,420円 |
往復割引自由席(幼児) | 35,420円 | 87,040円 |
新幹線パック(のぞみ) | 約35,150円 | 86,500円 |
往復+1泊の合計で比較すると、家族旅行が安いのは新幹線ホテルパック。
「のぞみ」通常料金での往復時と比較すると、3人で32,880円お得!
なお、子どもが幼児なら自由席に乗ると幼児の分は無料です。
それでも、自由席に乗るより、新幹線パックで指定席に乗った方がお得です!