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「スーパー早特きっぷ」の購入方法・注意点と区間別の料金比較

山陽・九州新幹線に格安に乗れる「スーパー早特きっぷ」。
利用できる区間は限られますが、料金は間違いなくお得です。

ここでは、この「スーパー早特きっぷ」の料金を他のチケットと区間別に比較。
利用できる列車から、きっぷの購入方法・使い方と注意点なども解説します。
「スーパー早特きっぷ」が売り切れている時の対策もご紹介します!

 

往復+宿泊ならこれが安いです!

 

日本旅行「新幹線&宿泊」セットプラン

 

新大阪・新神戸・広島-小倉・博多・熊本・鹿児島など、往復+宿泊する方はこちらがお得!
特に、2人以上で往復する料金は格安!
ネット予約した新幹線チケットは自宅へ郵送。
3日前までの予約できますが、お得なプランは早めに予約を!

「スーパー早特きっぷ」とは?

「スーパー早特きっぷ」とは、「e5489」または「JR九州インターネット列車予約」から購入できる早割のきっぷで、乗車日の14日前までの購入が必要です。

乗れる列車・座席は?

「スーパー早特きっぷ」を利用して乗れる列車は、「のぞみ・ひかり・こだま」と「みずほ・さくら」。
座席は普通車指定席のみです。

利用できる区間・料金は?

「スーパー早特きっぷ」が利用できるのは、山陽・九州新幹線区間の一部。
料金は下記の通りです。

区間 新大阪発着 岡山発着 広島発着
小倉・博多 13,100円 なし なし
熊本 16,540円 15,920円 13,460円
鹿児島中央 19,510円 18,170円 16,740円
長崎 18,220円 なし なし
佐世保 12,730円 なし なし
大分 16,110円 なし なし

これが大人料金ですが、子供料金はおよそ半額です。
これ以外の区間に設定はなく、この区間で購入条件を満たせば利用が可能。

 

スーパー早特きっぷの料金を区間別に比較!

「スーパー早特きっぷ」の料金は本当に安いのか?
いくつかの区間で料金を比較してみましょう!

1.新大阪-博多

新大阪-博多の「スーパー早特きっぷ」の料金は13,100円、往復26,200円。

この区間では、「こだま」に限定すれば「バリ得こだま」は10,600円と格安です!
時間より料金重視なら、新大阪-博多は「バリ得こだま」が安いです!

これ以外に「のぞみ・みずほ・さくら」に乗れるエクスプレス予約・スマートEXの「EX早特7」(土休日)の12,770円(平日用は13,140円)が安く、「スーパー早特きっぷ」よりお得です

ところが、宿泊する新幹線旅行なら、安いのは新幹線ホテルパック
「スーパー早特きっぷ」で往復し、1泊6,000円のホテルに泊まると往復+1泊で32,200円。
しかし、これを新幹線ホテルパックで予約すると、1人26,800円。
さらに、2人で予約すると1人24,600円と、スーパー早特きっぷより1人7,600円格安です。

「のぞみ・みずほ・さくら」の片道料金は「EX早特7」(土休日用)が最も安い。

「こだま」なら「バリ得こだま」の方が安い。

往復+宿泊なら「新幹線ホテルパック」の方が安い。

2.新神戸-熊本

新神戸-熊本間の「スーパー早特きっぷ」は16,540円、往復33,080円。
この区間を直通移動できるのは「みずほ・さくら」。

これより安いチケットを探してみると、さらに安いのは「スーパー早特21」。
21日前までの予約が必要ですが、料金は片道14,340円、往復28,680円。
「JR九州インターネット列車予約」で購入することができます。

そして、宿泊する場合は、新幹線ホテルパックも安いです。
パック料金から宿泊費を引いた実質の片道料金は、1人利用時は13,600円ですが、2人利用時には1人11,400円
「スーパー早特きっぷ」「スーパー早特21」より安いです。

21日前までの予約なら「スーパー早特21」の方が安い。

2人以上で往復・宿泊するなら、「新幹線ホテルパック」はさらに安い。

 

「スーパー早特きっぷ」の購入方法と使い方

では、「スーパー早特きっぷ」はどのように予約・購入すればいいのか?
また、どのように利用すればいいのか?

予約と購入方法

「スーパー早特きっぷ」はネット限定の割引きっぷ。
購入できるのは「e5489」か「JR九州インターネット列車予約」のみで、駅の窓口等では購入することができません。

予約・購入するには、「e5489」に登録しJ-WESTネット会員になるか、「JR九州インターネット列車予約」に登録しJR九州Web会員になるかのどちらかが必要です。
会員登録すれば予約が可能で、1ヶ月前の午前10時から14日前まで購入が可能。
販売区間で列車を検索して空席があれば、購入が可能です。
ただし、「スーパー早特きっぷ」は席数限定のきっぷなので、販売状況によっては購入できない場合もあります。

 きっぷ受取り・使い方

「スーパー早特きっぷ」はネットで予約し、みどりの窓口や券売機でチケットを受取ります。
ただし、受取りができるのは、JR西日本・九州の駅限定で、東京駅や名古屋駅などでは受取ることはできません。

原則、券売機等で受取るには登録したクレジットカードが必要ですが、カードがなくてもコンビニなどで現金払いも可能です。

きっぷを受取ったら、改札を通り、指定した列車に乗るだけです。
ただし、「スーパー早特きっぷ」で乗れるのは、指定した列車の座席のみで、乗り遅れた場合、後続列車の自由席にも乗ることはできません。

「スーパー早特きっぷ」の注意点は?

「スーパー早特きっぷ」には通常きっぷとは違うルールがあります。
特に注意が必要な点を確認しておきましょう。

 購入期限は14日前まで

「スーパー早特きっぷ」の購入期限は、乗車日の1ヶ月前の午前10時から14日前まで。
この購入期限以降は、予約・購入することはできません。

なお、14日以上前に一度払戻し、違う時間の新幹線を予約する場合、空席があれば、再度「スーパー早特きっぷ」を購入することは可能です。

変更・キャンセルに注意

まず、「スーパー早特きっぷ」は予約後の変更ができません
どうしても変更が必要な場合、一旦、払戻し(キャンセル)が必要です。

そして、払戻しには手数料がかかります。
払戻手数料はきっぷの受取り前後などで変わりますが、列車出発時刻前できっぷ受取り前なら、片道乗車券部分が220円、特急券部分330円の合計550円です。
その他、払戻手数料については⇒スーパー早特きっぷの払戻しについて

乗り遅れに注意!

「スーパー早特きっぷ」は、予約時に列車・座席を指定します。
この列車・座席以外には乗ることはできず、もし乗り遅れた場合、後続列車の自由席にも乗ることはできません

乗り遅れた時に使えるのは乗車券分のみで、後続の新幹線に乗る場合、別途特急券を購入する必要があります。

途中下車に注意

通常きっぷの場合、途中の駅で下車し、再度そのきっぷで新幹線に乗る場合、乗車券については再度利用可能です。
しかし、「スーパー早特きっぷ」の場合、途中下車後のチケットは無効。
その後、再度新幹線に乗る場合、改めてきっぷを購入する必要があります。

年末年始・GW・お盆は設定除外

「スーパー早特きっぷ」は上記期間は発売除外日となっていますので注意が必要です。

スーパー早特きっぷが売り切れの時は?

山陽・九州新幹線に格安に乗れる「スーパー早特きっぷ」。
料金が安くお得なので週末の人気がある時間帯にも売り切れて購入できないことがあります。

では、「スーパー早特きっぷ」が購入できない時は、どのような方法で新幹線に格安に乗ることができるのか?
いくつかの方法をご紹介しましょう!

宿泊するなら新幹線ホテルパック

いくつかの区間で料金を比較しましたが、往復+宿泊の新幹線旅行には新幹線ホテルパックを利用するのが安いです。
例えば、新大阪-博多なら、スーパー早特きっぷで往復し1泊6,000円で宿泊すると、1人26,960円かかります。
しかし、新幹線ホテルパックを利用すると、1人で予約しても26,800円、2人で予約すれば1人24,600円なので、間違いなくスーパー早特きっぷよりお得です!

参考までに、通常きっぷ(15,600円)で往復した場合、往復・1泊で37,200円。
2人で新幹線パックを利用すると、1人12,600円、2人で25,200円お得です。

山陽新幹線なら「EX早特」も安い!

新大阪・新神戸-小倉・博多など、山陽新幹線区間ならエクスプレス予約スマートEXで購入できる「EX早特7」も安いです。
料金は平日13,140円、土休日は12,770円ですが、3日前まで予約が可能
スーパー早特きっぷと同じく、「のぞみ・みずほ・さくら」も利用できます。

まだ会員でない方も、スマートEXは3日以上前なら会員登録後すぐに購入が可能です。

「eきっぷ」も割引に!

新大阪・新神戸-熊本・鹿児島中央は、「eきっぷ」を利用すると安く新幹線に乗ることができます。
例えば、新大阪-鹿児島中央なら、さくら指定席通常料金22,310円が、「eきっぷ」21,930円と安くなります。
なお、「eきっぷ」はJQカード会員限定となります。

まとめ
  • スーパー早特きっぷが使えるのは、山陽・九州新幹線。
  • 14日前までの購入が必要で、変更は不可。
  • 料金は安いが、宿泊する場合は新幹線ホテルパックが安い。