「EX早特」は長距離区間で往復割引よりお得!

エクスプレス予約・スマートEXの通常予約より料金が安い6つの「早特」。
その中の1つ「EX早特」は長距離区間で利用でき、往復割引を利用するよりお得です。

この「EX早特」はどのようなきっぷなのか?
購入方法や利用できる区間などについても詳しく解説します。

「EX早特」とは?

EX早特」とは、エクスプレス予約スマートEXの会員のみ購入できる早割の1つで、3日前までに予約・購入すると、通常の予約料金より安く新幹線に乗ることができます。

まずは、使える区間や料金、予約方法やルールなど、「EX早特」の基本をご紹介します。

利用できる列車・座席

「EX早特」が利用できるのは「のぞみ」の普通車指定席グリーン車
大人料金だけではなく、子供料金の設定もあります。

利用できる列車の時間帯等には特に制限はありませんが、列車ごとに座席数は限定され、利用できる区間も限定されています。

区間は長距離区間の一部

「EX早特」が設定されているのは、一部の長距離区間のみ。

東京・品川・新横浜 岡山・福山・広島・徳山・新山口・小倉・博多
名古屋・京都・新大阪・新神戸 小倉・博多

これらの区間以外には設定はありませんが、この区間であれば往復とも利用可能。
博多・小倉からは東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪・新神戸の往復で使うことができます。

なお、距離が短い区間に設定はなく、東京-名古屋・京都・新大阪などの区間では利用することはできません。

料金は平日より土日祝日が安い

「EX早特」の特徴の1つは平日と土休日で料金が違うこと。
平日の料金もお得ですが、土休日はさらにお得です!

平日・土休日を比較しながら料金の一例をご紹介します。

区間 通常料金 平日 土休日
東京-岡山 17,340円 14,400円 14,000円
東京-広島 19,080円 15,900円 15,500円
東京-博多 22,950円 17,400円 17,000円
名古屋-博多 18,540円 14,200円 14,000円
京都-博多 16,060円 12,340円 12,000円
新大阪-博多 15,310円 11,780円 11,000円

この通り、3日前までに予約するだけで、料金はかなり安くなります。
なお、これ以外の区間の料金も公式サイトで確認することができます。

「EX早特」の予約方法と使い方

「EX早特」はエクスプレス予約またはスマートEXで予約することができます。
乗車日の1ヶ月前から3日前までの期間中に、乗車区間と列車を選択し、通常通り予約手続きを進めます。
座席に空席があり、EX早特が完売していなければ予約が可能です。
もちろん、購入期間内であれば、往復分を購入することもできます。

そして、使い方も通常予約時と変わりはなく、会員本人の場合は、エクスプレス予約なら専用ICカード、スマートEXなら登録済みの交通系ICカードを使い、同伴者がいれば専用発券機できっぷを発券して改札を通ります。

「EX早特」は往復割引よりお得!

EX早特が使えるのは長距離区間が基本です。
新神戸-博多、京都・新大阪・新神戸-小倉など一部の区間を除いては、片道601キロ以上の距離があるので、往復割引を利用することもできます。

この往復割引を利用すると、乗車券が1割引になります。
そして、スマートEXの「スマートEXサービス(往復割引)」を利用すると、さらに片道200円引き。
エクスプレス予約の「EX予約サービス(往復割引)」の料金はさらに格安です。

では、この往復割引を使った料金と、「EX早特」はどちらが安いのか?
実際の料金で比較してみます。

区間 スマートEX往復割引 EX予約往復割引 EX早特(平日)
東京-広島 17,710円 16,290円 15,900円
東京-博多 21,360円 19,730円 17,400円
名古屋-博多 17,220円 15,330円 14,200円
新大阪-博多 14,140円 12,070円 11,780円

区間によっては、エクスプレス予約の往復割引とは差額は大きくはありませんが、基本的に往復割引を利用するよりも「EX早特」の方が安いです。

もし、往復とも3日前に予約できるのなら、その区間で往復割引が使えても、EX早特を利用した方が安いです!

MEMO

往復とも「EX早特」で予約できない場合は、エクスプレス予約会員の方は、片道のみEX早特を使うより「EX予約サービス(往復割引)」の方が安いことも多いです。

例えば、東京-広島で往復割引で予約すると、往復料金は32,580円。
「EX早特」と通常予約を片道ずつ使うと33,560円なので、往復割引で予約した方がお得です。

グリーン車もお得

EX早特はグリーン車にも安く乗ることができます。
そして、普通車指定席と同じく、往復割引を利用するより安いです。

区間 スマートEX往復割引 EX予約往復割引 EX早特平日
東京-岡山 22,050円 20,720円 20,380円
新横浜-博多 28,210円 25,930円 23,880円
新大阪-博多 20,100円 17,370円 15,380円

子供料金もお得!

EX早特には子供料金もあります。
子供料金は大人のEX早特料金の半額

東京-岡山なら、土休日は大人14,000円、子ども7,000円。
当然、往復割引を利用するより安いです。

家族旅行も自由席よりお得!

EX早特は普通車指定席とグリーン車のみ。
自由席には乗ることができません。

新幹線は自由席で往復割引を利用すると確かに安くなります。
例えば、東京-岡山なら、エクスプレス予約の往復割引で大人14,760円、子ども7,370円。
大人2人・子ども2人なら、片道の合計は44,260円です。

しかし、EX早特を利用すると、土休日なら大人14,000円、子ども7,000円。
大人2人・子ども2人の片道料金は42,000円なので、「EX早特」で指定席に乗った方が4人で2,260円安いです。

 

ところが、このEX早特より安い方法が3つありますのでご紹介しましょう!

「EX早特」より安いのは3つ!

「EX早特」は早めに予約するだけで、往復割引を使うより安くなります。
しかし、EX早特が使える一部の区間で、これより安い方法が3つあります。
もし、これらの方法が使える時、EX早特を利用すると損なのでご紹介しましょう!

「EX早特21」の方が安い

「EX早特」が使える一部の区間では、「EX早特21」を使うこともできます。
その区間は、東京・品川・新横浜-岡山・広島名古屋-小倉・博多

この区間で、21日前までの予約が可能で、朝6時・11~15時台出発の「のぞみ」普通車指定席を利用するなら、「EX早特21」の方が安いです。

区間 EX早特土休日 EX早特21
東京-岡山 14,000円 13,000円
新横浜-広島 15,500円 14,000円
名古屋-博多 14,000円 13,000円

参考ページEX早特21について詳しく

「スーパー早特きっぷ」が安い

JR西日本の「e5489」とJR九州インターネット列車予約で会員のみ購入できる「スーパー早特きっぷ」は「EX早特」より安いです。
この「スーパー早特きっぷ」が利用できる区間は、新大阪・新神戸-小倉・博多

片道の料金は、EX早特が土休日でも11,000円のところ、スーパー早特きっぷは10,290円
ただし、乗車日の14日前までの予約が必要です。

宿泊するなら新幹線ホテルパックが安い

「のぞみ」で同じ区間を往復し、宿泊するなら新幹線ホテルパックの方が安いです。
そして、EX早特21・スーパー早特きっぷよりも安いです。

同じホテルに宿泊した時の「往復+1泊」料金を比較してみましょう。

区間 EX早特土休日 早特21/スーパー早特 新幹線ホテルパック
東京-広島 35,700円 32,700円 23,700円
名古屋-博多 33,400円 31,400円 24,000円
新大阪-博多 27,400円 25,980円 20,700円

新幹線ホテルパックは2名以上で予約した時の1人の料金ですが、「往復+宿泊」の合計で比較すると間違いなく安いです。

 

宿泊するならこれが安い!

新幹線ホテルパック

往復新幹線とホテルの同時ネット予約が可能。
特に東海道・山陽新幹線に乗るパック料金は安く、宿泊するならEX早特より格安です!
3日前までの予約で新幹線チケットは自宅に届きます。

 

「EX早特」利用時の注意点

「EX早特」は区間には制限がありますが、列車にもあまり制限がなく、早めに予約すれば安くなる使いやすいきっぷです。

しかし、いくつか注意点もありますので確認しておきましょう!

往復で料金が違うことも

EX早特は平日と土休日で料金が違います。
例えば、行きが土曜日、帰りが日曜日なら、往復とも料金は同じです。
ところが、行きが金曜日、帰りが土曜日なら、行きと帰りで料金は違います。

東京-岡山を往復する時、土日での往復なら合計28,000円ですが、金土の往復料金は28,400円です。

設定除外日は使えません

エクスプレス予約・スマートEXの「早特」には設定除外日があります。
当然、「EX早特」にも設定除外日があり、年末年始・GW・お盆は利用できません。

2018年は5月3日~6日、8月11日~12日、12月28日~1月4日が利用不可。

この期間中の列車は、いくら3日前に予約しても「EX早特」での予約はできません。

変更・キャンセル・乗り遅れに注意

EX早特で予約していた場合、出発3日前までなら、EX早特への変更も可能です。
しかし、3日前を過ぎた場合には、EX早特は予約できないので、他の方法で予約しなければならず、料金はアップしてしまいます。

また、払戻しもできますが、払戻しには手数料がかかるので、変更する方は必ずキャンセルではなく「変更の手続き」を行うようにしましょう。

そして、「EX早特」は指定した列車以外には乗れません。
万が一乗り遅れそうな時には、必ず出発時間前に変更手続きをしましょう!

学割・往復割引との併用は不可

エクスプレス予約・スマートEXの「早特」と、学割往復割引の併用はできません。
どちらかを選ぶ必要がありますが、往復割引よりはEX早特が安いです。
ただし、学生の場合は、往復割引と学割を併用すると、EX早特より安いこともあります

まとめ

  • 「EX早特」は往復割引を利用するより安い
  • グリーン車に乗ってもお得
  • 子供料金もあるので家族旅行もお得
  • EX早特より、EX早特21・スーパー早特きっぷ・新幹線ホテルパックの方が安い
  • 変更・キャンセル・乗り遅れや設定除外日には注意