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エクスプレス予約とスマートEXの違い【比較】使うならどっち?

東海道・山陽・九州新幹線の予約ができるエクスプレス予約とスマートEX。
「この2つの違いがわかりにくい!」という方も多いのではないでしょうか?

そこで、エクスプレス予約とスマートEXの内容を比較!
「これから使うならどっちがいいのか?」の判断材料にしていただければと思います。

 

なお、同じ区間の往復+宿泊で新幹線に乗るなら、新幹線ホテルパックの方がお得!
エクスプレス予約・スマートEXの「早特」より安いです。

 

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特に東海道・山陽新幹線「のぞみ・ひかり」の料金は格安
もちろん、エクスプレス予約・スマートEXよりもお得!
東京-名古屋・京都・大阪・広島・博多など、合計料金はこれが一番安いです!
ネット予約した新幹線チケットは、自宅などへ無料宅配。
前日の16時まで予約できますが、お得なプランは完売前に予約しましょう!

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「エクスプレス予約」と「スマートEX」の違いは?

エクスプレス予約とスマートEXには、共通点もあり、いくつかの違いもあります。
まずは、JR東海の公式サイトで、その違いを簡単に知ることができます。

公式JR東海「スマートEXとエクスプレス予約のサービスの違い」

これで、簡単な違いはああくできると思います。
しかし、さらに違いがあるので、詳しく一覧表にしてご紹介します!

比較対象 エクスプレス予約 スマートEX
区間 東京~鹿児島中央の各区間 東京~鹿児島中央の各区間
クレジットカード 専用カードor対象カード 手持ちの対象カード
年会費 1,100円 無料
乗車用ICカード 専用ICカード 交通系ICカード
すぐ予約できる? 2~3週間後から 登録後すぐOK
人数 1~6人 1~6人
料金 会員価格 200円引きが基本
子供料金 会員価格 100円引きが基本
自由席料金 安い 通常きっぷと同額
繁忙期・閑散期等 指定席料金は増減あり 指定席料金は増減あり
往復割引 会員価格 往復割引乗車券-200円
早特 8種類、設定除外日少ない 8種類、設定除外日多い
e特急券 あり なし
予約方法 PC・スマホ・アプリなど PC・スマホ・アプリなど
乗車方法 専用IC・きっぷ 交通系IC・きっぷ
ポイント特典 グリーンプログラム なし
東京-名古屋のぞみ指定席 10,880円 11,100円
東京-新大阪のぞみ指定席 14,230円 14,520円
東京-広島のぞみ指定席 19,180円 19,560円

エクスプレス予約とスマートEXの共通点・違いを一覧にしてみました。
では、この各項目について詳しく解説します。

予約できる区間は同じ!

エクスプレス予約・スマートEXで予約できる区間は東海道・山陽・九州新幹線
東京から鹿児島中央までの区間であれば、どちらも全区間予約が可能です。
(北陸新幹線など他の新幹線は予約できません。)

ただし、どちらとも利用できるのは新幹線の駅~新幹線の駅のみ。
新幹線の前後に乗る在来線は別途料金が必要です。

カード・年会費の違いは?

エクスプレス予約は、専用のクレジットカード(エクスプレスカードまたはJ-WESTカード)を利用するのが基本です。
このカードに年会費1,100円がかかります。
しかし、これとは別の方法で、手持ちの対象カードがあれば、年会費のみ別途支払いをしてエクスプレス予約の利用が可能です。
会員登録後に送られてくる専用ICカードを利用して乗車します。

これに対して、スマートEXは年会費が無料
手持ちの対象カードがあれば、それを決済用に登録し、交通系ICカードを登録して乗車に利用します。

すぐに予約できるのは「スマートEX」

エクスプレス予約は入会申込後、専用クレジットカードまたは専用ICカード到着までに時間がかかります。
この期間が2~3週間あり、その間には列車の予約ができません。

これに対してスマートEXは、クレジットカードも交通系ICカードもある状態で会員登録するので、登録後すぐに列車の予約が可能です。

料金が安いのは「エクスプレス予約」

「早特」以外で、普通に新幹線を予約する場合、エクスプレス予約とスマートEXでは料金が違います。

スマートEXの通常予約「スマートEXサービス」を利用すると、普通車指定席・グリーン車の料金は通常きっぷの200円引きです。
そして、この料金は繁忙期には+200円、最繁忙期は+400円、閑散期には-200円。

これに対して、エクスプレス予約の通常予約「EX予約サービス」を利用すると、一年を通して会員価格で新幹線に乗ることができます。
東京-新大阪間なら指定席はスマートEXより片道290円お得。

2023年の料金改定までは、エクスプレス予約は指定席と自由席は同じ料金でした。
しかし、改定で指定席の料金がアップし、スマートEXとの差額は小さくなりました。

子供料金が安いのも「エクスプレス予約」

エクスプレス予約とスマートEXでは、子供料金にも違いがあります。

スマートEXの子供料金は各区間、通常きっぷの100円引き。
それに対して、エクスプレス予約は大人料金と同じく、年間通して会員価格です。

例えば、東京-新大阪なら、スマートEXで「のぞみ」指定席は7,250円。
エクスプレス予約は7,110円です。

「スマートEX」の自由席料金は割引なし!

自由席の料金には大きな違いがあります。
スマートEXでは、自由席のチケットもネットで購入することができます。
しかし、、自由席の料金は通常きっぷと同額で、割引はありません。
しかも、通常きっぷは東京都内や大阪市内など在来線にもそのまま乗ることができるので、スマートEXを使うと損する場合もあります。

これに対して、エクスプレス予約の自由席料金は年間通して安くなります。

往復割引で安いのも「エクスプレス予約」

片道600キロを超える区間では、往復分の乗車券を同時に購入すると、往復割引で乗車券は1割引になります。
この往復割引は、エクスプレス予約・スマートEXのどちらも利用可。

スマートEXの「スマートEXサービス(往復割引)」は、往復分を同時に予約すると、片道料金は通常の往復割引乗車券利用時の料金より200円引き。
例えば、東京-広島なら、通常料金19,760円が往復割引乗車券で18,570円。
「スマートEXサービス(往復割引)」なら、片道料金は18,370円。

そして、安いのはエクスプレス予約の「EX予約サービス(往復割引)」。
東京-広島なら、エクスプレス予約の通常予約が19,180円のところ、「EX予約サービス(往復割引)」の料金は片道17,990円と安いです。

「エクスプレス予約」は「e特急券」も利用可

エクスプレス予約とスマートEXの違いの一つが「e特急券」。
この「e特急券」とは、特急券部分のみが安くなるエクスプレス予約特有の商品。
これを有効に利用できるのは、学割が使える学生と、途中下車の必要がある時。

学生なら、乗車券は学割で購入し、特急券を「e特急券」を利用するとダブルでお得。
さらに、往復割引の適用区間なら、往復割引を併用するとお得です。
そして、途中下車する時も、「e特急券」を使うとお得です。

「早特」は同額で種類も同じ

エクスプレス予約・スマートEXには8種類の「早特」があります。
チケットによって購入期限が違い、3・7・21・28日前までに予約することで料金が安くなりますが、条件はきっぷごとに違います。

このきっぷの条件も料金も、エクスプレス予約とスマートEXでは全く同じ。
通常予約時には料金に違いがありますが、「早特」だけは料金が同じです。

ただし、「早特」には、年末年始・GW・お盆など設定除外日があります。
この設定除外日は、エクスプレス予約よりもスマートEXの方が多いです

参考エクスプレス予約はお得か?料金を他の割引チケットと比較!

参考スマートEXはお得か?自由席や往復割引の料金も解説!

予約・乗車方法の違いはICカード

エクスプレス予約とスマートEXの予約方法は、基本的に同じです。
会員専用サイトにログインし、パソコンやスマホなどから予約することができます。

予約方法と乗車方法の中で、唯一違うのが、利用する「ICカード」。
エクスプレス予約では、専用のICカードを使って改札を通ります。
交通系ICカードを登録して利用することもできます。

これに対して、スマートEXでは登録済みの交通系ICカードを利用。
交通系ICカードの登録が必須で、これで改札を通ります。

なお、2人以上でも、人数分の交通系ICカードを登録して利用することもできます。

「エクスプレス予約」か「スマートEX」か?選び方

では、エクスプレス予約とスマートEXの違いがわかったところで、「どちらを選べばいいか?」を考えてみたいと思います。

往復+宿泊の旅行で新幹線を利用する場合は?

往復+宿泊で新幹線旅行に行きたい時は、まず、エクスプレス予約・スマートEXを除いて考えておいた方がいいでしょう。

往復の乗車区間が同じなら、新幹線ホテルパックが安いです!
料金が安いエクスプレス予約よりも、「早特」を使うより安いです。
例えば、東京-大阪を往復する場合、エクスプレス予約でも安くなるのは往復で980円ですが、新幹線ホテルパックで安くなるのは往復+1泊で約9,000円

このような新幹線旅行が多いなら、利用するのは新幹線パック。
そして、新幹線をいつでも予約できるように、年会費無料の「スマートEX」を備えておけば十分でしょう。

実家への帰省で新幹線を利用する

実家への帰省などで、年2回以上新幹線を利用する方には「エクスプレス予約」がおすすめ!
エクスプレス予約の料金は年末年始等でも安く、早めに予約すれば座席の確保もできます。

しかし、スマートEXでは座席の確保はできますが、料金は安くありません。
帰省などで年に何度か新幹線に乗る方は、年会費がかかってもエクスプレス予約がお得。

例えば、年末年始(繁忙期)に東京-名古屋を往復する場合、スマートEXなら片道11,300円、往復で22,600円かかります。
しかし、エクスプレス予約なら片道10,810円、往復21,620円。
差額は1,980円なので、年2回往復すれば、年会費1,100円を払ってもエクスプレス予約がお得です。

予約したいだけなら「スマートEX」で十分

利用区間が短く、「とにかく座席を確保したい!」という方は「スマートEX」でも十分でしょう。
例えば、東京から静岡まで、スマートEXなら6,270円、エクスプレス予約は6,160円。
往復分の差額は220円です。
このような短い距離で新幹線を予約したい場合もスマートEXで十分です。

料金重視の方、利用頻度が高い方は「エクスプレス予約」

少しでも料金を安くしたい方は「エクスプレス予約」の方がお得です。
そして、頻繁に新幹線に乗る方も「エクスプレス予約」の方がおすすめです。

例えば、東京-新大阪を年に5回往復するとしましょう。
スマートEXなら、片道200円引きなので、年5回の往復で安くなるのは2,000円。
エクスプレス予約なら片道490円安いので、5回の往復で4,900円お得です。

なお、5回とも全て宿泊する場合、新幹線ホテルパックを利用すると、5回で40,000円以上安くなります。

当日にしか予約しない方は「エクスプレス予約」がお得

仕事の打ち合わせなどの都合で、新幹線の時間が事前に決められない場合、当日に予約しても安い「エクスプレス予約」がおすすめです。

スマートEXの料金は「早特」を利用すれば安くなりますが、当日の予約料金は通常きっぷとあまり変わりません。
それに対して、エクスプレス予約はいつ予約しても安いです。

今すぐ予約したいなら「スマートEX」

エクスプレス予約は申込から利用開始まで時間がかかります。
それに対して「スマートEX」は登録後すぐに列車の予約が可能です。

しかも、乗車日まで日にちの余裕があるなら「早特」の利用も可能。
例えば、東京-広島で「EX早特7」(平日)が予約できるなら、これを利用するとお得!
スマートEXの通常予約料金19,560円が「EX早特7」で16,190円になるので、片道3,370円、往復で使えば6,740円お得です。

 

このように、共通点も違いもあるエクスプレス予約とスマートEX。
新幹線の利用頻度や使い方を想像しながら、「どちらがいいのか?」考えてみましょう!

 

なお、同じ区間を往復+宿泊する方は、エクスプレス予約よりこちらがお得です!

往復+宿泊する方はこれが格安!

 

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