新幹線に安く乗る方法はいくつかありますが、その中で最も格安な方法を挙げるとすれば、それは新幹線ホテルパックでしょう!
同じ区間を新幹線で往復し、宿泊する時以外は使えませんが、その料金は必見です!
往復新幹線とホテルをネット予約すると料金は格安!
新幹線・ホテルの選択肢が多く、全国の新幹線で利用可能。
チケットは「駅受取」を選択すれば、前日の16時まで予約可能です!
他の割引きっぷを使うより安いです!
出発地・行き先・日程・人数を選択し、あとは新幹線とホテルを選ぶだけ。
東京から名古屋・大阪・仙台への出張も、京都・広島・金沢への観光、USJ旅行もOK!
横浜・名古屋・大阪・広島から福岡も、東京・ディズニーへの旅行にも利用できます。
目次
新幹線ホテルパックはどの旅行会社がいい?
新幹線ホテルパックは、多くの旅行会社が販売しています。
旅行会社によって全国の新幹線が予約できるパックもあれば、一部の地域に限定されるパックもあります。
まず、新幹線ホテルパックを扱っている旅行会社・サイトをご紹介します!
日本旅行
全国の新幹線・ホテルをセットで予約することができます。
出発地・行き先の選択が簡単で、新幹線・ホテルの選択も自由。
利用する新幹線の表示がわかりやすく、列車ごとの料金差額も明確。
1泊3日の旅行や、違うホテルで1泊ずつ泊まる旅行も予約OK。
「ずらし旅」などの列車限定プランは格別に安いです。
JR西日本の関連会社なので、新幹線料金が安いのも納得。
3日前まで予約が可能で、チケットは自宅の他、コンビニ・郵便局でも受取り可。
このコンビニ・郵便局での受取りサービスがあるのは日本旅行だけ。
駅の券売機でチケットを受け取るなら、前日16時まで予約が可能!
おすすめの新幹線ホテルパックです!
JTB
全国の新幹線・ホテルをセットで予約することができます。
ホテル・新幹線の選択肢も豊富、指定席・グリーン車の選択も自由です。
行きは新横浜→新大阪、帰りは新大阪→東京という選択も可能です。
このような利用をする方にはおすすめの新幹線パックです。
利用する列車の時間が明確でないため少しわかりにくい点も。
予約は出発の前日までで、チケットは券売機などで受取ります。
JR東海ツアーズ
東海道新幹線区間(東京-新大阪)から全国へ行ける新幹線ホテルパック。
宿泊パックはもちろん、日帰りのパックも充実しています。
利用する列車ごとの料金の差額もわかりやすく、列車の時間等も明確です。
チケットの受取りは郵送・店頭・券売機など。
「新幹線ダイレクトパック」は前日22時まで予約が可能です。
近畿日本ツーリスト
全国の新幹線・ホテルをセットで予約することができます。
新幹線の列車の時間もわかりやすく、料金の差額も明確です。
1泊目と2泊目を違うホテルで予約することもできます。
予約できるのは4日前まで。
びゅうパッケージツアー
JR東日本の国内ツアー「びゅうパッケージツアー」。
東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線エリアで利用できます。
行きの降車駅と帰りの乗車駅が違う旅行・出張も予約可能。
区間の選択が細かいですが、列車の候補と料金はわかりやすいです。
新幹線は窓側・通路側の選択も可能。
出発5日前まで予約することができます。
東武トップツアーズ
全国の路線に対応している国内ツアー。
予約できるのは前々日の23時まで。
新幹線のチケットは駅の券売機等で受取ります。
このように、いくつかの旅行会社が新幹線パックを出しています。
このうち、全国で使えるパックは、日本旅行・JTBなど。
特にこの2つは、新幹線・ホテルの選択肢が多く使いやすいです。
参考までに、利用者が多い旅行予約サイト「じゃらん」から予約できるのも日本旅行の新幹線ホテルパックです。
おすすめの新幹線パックは?
おすすめは、多くの旅行会社が採用して提携している日本旅行です。
新幹線の選択肢が豊富で、全国の路線で利用可能!
1人で予約できる区間も多く、家族旅行での利用も格安です!
新幹線の往復と宿泊がセットの格安パック。
このプランがおすすめな理由は、新幹線の選択肢が多いことと、ネット予約したチケットが郵送で送られてくること。
1人予約OKの区間も多く、1泊3日などの予約も簡単です。
新幹線ホテルパックは本当に格安なのか?
新幹線にはいくつかの格安に乗る方法があります。
その1つが、新幹線パック。
新幹線パックとは、特別割引料金の新幹線と宿泊がセットになったパッケージ旅行。
全国の新幹線で利用することができ、往復+宿泊の旅行費用は間違いなく格安です!
決まった列車・ホテルを利用するのではなく、利用する新幹線もホテルも選ぶのは自分。
そして、その新幹線旅行の費用は、他の割引きっぷを使うよりも格安!
本当に新幹線パックを使うと最も格安なのか?
実際の料金で簡単に比較してみましょう!
東海道・山陽新幹線では新幹線パックが安い!
東京から名古屋・京都・岡山までの料金で簡単に比較してみます。
東京からの「のぞみ」指定席料金は、名古屋11,300円、京都14,170円、岡山17,660円。
そして、この3区間で「のぞみ」の片道料金が最も安いのは全区間とも「EX早特21」。
「EX早特21」の料金は、東京-名古屋8,960円、京都11,000円、岡山13,240円。
名古屋で1泊6,900円、京都で7,400円、岡山で6,300円で宿泊した時の合計料金は?
往復方法 | 東京-名古屋 | 東京-京都 | 東京-岡山 |
---|---|---|---|
のぞみ通常料金 | 29,500円 | 35,740円 | 41,620円 |
EX早特21 | 24,820円 | 29,400円 | 31,780円 |
新幹線パック | 23,100円 | 26,600円 | 30,300円 |
同じホテルに宿泊する新幹線パックの料金と、「往復+1泊の合計」で比較してみると、最も安いEX早特21で往復するよりも、新幹線ホテルパックが安いのがわかります。
特に、東海道・山陽新幹線では、ほとんどの区間で新幹線パックが最も格安です。
しかし、全国で見ると、全ての区間で絶対に最安値というわけにはいきません。
では、例を挙げてご紹介しましょう。
新幹線パックが最安値でないことも
同じように、東京から仙台・秋田・新潟までの料金を比較してみます。
東京からの指定席料金は、仙台まで11,090円、秋田18,120円、新潟10,760円。
そして、この3区間の片道料金が最も安くなるのは、えきねっと「トクだ値14」。
「トクだ値14」の料金は、東京-仙台7,610円、秋田12,530円、新潟7,380円。
仙台で7,300円、秋田で6,100円、新潟で4,800円で1泊した時の合計料金は?
往復方法 | 東京-仙台 | 東京-秋田 | 東京-新潟 |
---|---|---|---|
通常料金 | 30,120円 | 42,340円 | 26,320円 |
新幹線パック1人 | 23,500円 | 34,100円 | 21,200円 |
トクだ値14 | 22,520円 | 31,160円 | 19,560円 |
新幹線パック2人 | 20,900円 | 30,300円 | 18,200円 |
新幹線往復+1泊料金と、同じホテルに宿泊する新幹線パックの料金を比較してみると、2人以上で新幹線に乗るなら、やはり新幹線パックが一番安いです。
しかし、1人で往復する場合、最も安いのは、えきねっと「トクだ値14」。
このような違いがあります。
ところが、えきねっと「トクだ値14」は完売が早く、簡単には購入できません。
もし、購入できない場合、やはり1人でも新幹線パックを使うのが安いです。
これで、新幹線パックは安い!ということはわかりました。
しかし、新幹線パックには他にメリットもあれば、いくつかのデメリットもあります。
このメリット・デメリットを確認しておきましょう!
新幹線パックの特徴・メリット・デメリット
初めて新幹線パックを利用する時には、その内容確認は必要です。
そこで、新幹線パックの特徴とメリット・デメリットをまとめてみました。
メリットは?
新幹線パックには、安いこと以外にもメリットは多いです。
予約・利用時のメリットを挙げてみましょう。
1.ネットで新幹線・ホテルの同時予約が可能
新幹線の旅行を予約しようと思えば、普通はホテルを予約し、新幹線は別でネット予約しなければなりません。ところが、新幹線ホテルパックは、同時にネットで予約が可能。
2つのサイトに会員登録する必要もありません。
また、新幹線のチケットは旅行会社で指定席を確保してくれるので、自分で空席を探す必要もなく、切符を買うために窓口で並ぶ必要もありません。
2.チケットの受取りが楽
新幹線パックを予約すると、新幹線のチケットは自宅などの指定した場所へ送ってくれます。もし、自宅が留守が多いのなら、最寄りのコンビニ(ファミリーマート)等で受取ることも可能です。
利用するパックを選べば、旅行会社の店舗へ行く必要もなく、出発当日に駅の窓口が混雑していても並んで切符を買う必要もありません。
3.改札通過・ホテルのチェックアウトも楽
新幹線パックで送ってもらった新幹線チケットはそのまま改札に通すことができます。
そして、指定した列車の座席に乗るだけ。
また、ホテルのチェックイン時には記名する必要はありますが、チェックアウトは基本的に支払いの必要もないので、部屋のカギを返却するのみです。
4.乗り遅れても後続列車利用可
新幹線パックで指定した列車に乗り遅れた場合、基本的には、その日の内なら、同等以下の後続列車で自由席を利用することができます。
この救済措置があるため、新幹線パックは安心して利用することができるのです。
ただし、東北新幹線「はやぶさ」、秋田新幹線「こまち」などは自由席がありませんので注意も必要です。
一部の「列車限定プラン」では、指定した列車以外に乗ることはできません。
乗り遅れても自由席にも乗れませんので、必ず予約前に確認しておきましょう。
5.子供料金も格安!家族旅行も格安!
新幹線パックには、子供料金も設定されています。
子供料金で予約しても、新幹線は指定席を利用し宿泊も大人と同じです。
そして、子ども料金も格安なので、新幹線でのディズニー・USJ旅行もお得。
小学生は子供料金で利用しますが、幼児がいる家族でも、無理に自由席を利用するよりも、新幹線パックで指定席を確保した方が安いことは多いです。何より指定席の方が親は楽です。
以上、格安な料金設定と比べれば細かいことですが、新幹線パックのメリットです。
それとは逆に、いくつかのデメリットもありますので確認しておきましょう!
デメリットとは?
新幹線パックの予約前には、このデメリットも確認しておきましょう。
利用できるのは同一区間での往復のみ
新幹線パックで予約できるのは、同一区間での往復のみです。
例えば、新横浜から新大阪へ行くなら、帰りも新大阪から新横浜。
基本的には、それ以外の区間の新幹線はパックで予約することはできません。
応用して利用することはできますが、シンプルな旅行・出張に向いています。
1泊目の宿泊予約は必須
新幹線パックでは、出発当日の宿泊予約が必須です。
1泊目さえ予約すれば、2泊目以降の宿泊は自由に選べます。
2泊目以降は別のホテルに宿泊しても、友人の家に泊まるのもOKです。
「1泊目のホテルは先に予約が必要」と覚えておきましょう。
全列車から選択できるわけではない
新幹線パックでは、多くの列車の選択肢があります。
しかし、全区間で必ずしも全列車から選択できるわけではありません。
例えば、普通なら東京-仙台の往復には「はやぶさ」を利用することもできます。
しかし、新幹線パックで選択できるのは「やまびこ・はやて」のみ。
盛岡や新青森行きには「はやぶさ」を利用しますが、仙台行きには利用できません。
指定列車より前の列車には乗れない
新幹線パックでは、往復の列車を予約時に指定します。
いくつかの希望を出し、その中で座席が確保できた列車に乗ることができます。
もし乗り遅れた場合も、一部のプランを除いて後続列車自由席に乗ることができます。
しかし、予定が早く終わった時でも、指定した列車より前の列車には乗れません。
変更にも制限あり
新幹線パックを予約した後には、基本的に一度は変更も可能です。
この時、新幹線の時間などは変更できますが、日付・区間などは変更不可。
宿泊するホテルも変更することはできません。
どうしても変更の必要がある場合、キャンセルが必要ですが、出発までの日数によってはキャンセル料がかかることもありますので注意が必要です。
また、変更は出発前に限られ、出発後や当日・前日の変更はできません。
以上、予約前に確認しておきたいデメリットを挙げてみました。
これで、メリット・デメリットも確認することはできました。
それでも、利用するケースによっては疑問が解消できないことがあるかもしれません。
そこで、新幹線パックについてもう少し詳しくQ&Aでご紹介しましょう。
新幹線パックについてさらに詳しく!
予約人数は1人でもOK?
新幹線パックでは、全国多くの区間で1人から予約が可能です。
新幹線~新幹線へ乗継ぎがある区間など、一部の区間では1人利用はできませんが、利用者が多い東京-名古屋・京都・大阪・広島・仙台・金沢など、全て1人から予約可能!
中には1人よりも2人以上で利用した方が安い区間もありますが、1人でも十分安いのが新幹線パックです。
連泊予約や1泊3日の予約は可能?
新幹線パックでは、出発日の1泊は必須ですが、その翌日からの宿泊は自由で、同じホテルに連泊して4泊5日などの予約も可能です。
このような連泊予約もできれば、1泊3日の予約も可能です。
1泊目のみホテルを同時予約し、あとは帰りの新幹線日付を変更すれば予約完了です。
日帰りや宿泊しないパックの予約は可能?
日帰りツアーはホテルパックとは別に存在しますので、別途予約可能です。
ただし、宿泊しないホテルパックの予約はできません。
あくまでも、1泊目の宿泊予約は必須です。
しかし、どうしても宿泊するホテルに行けない時は、電話連絡した方がいいでしょう。
いつからいつまで予約できる?前日・直前予約は?
新幹線ホテルパックは旅行会社にもよりますが、2ヶ月以上前から予約可能です。
前日に予約できるパックは少なく、チケットは店舗で受取る必要があります。
直前予約は、出発3日前くらいまでの予約ならチケットは送ってもらえます。
延長・延泊は可能か?
まず、予約後には日程の変更はできませんので、一旦キャンセルする必要があります。
当然、利用開始後にも日程の変更はできませんので、延長もできません。
ただし、予約前には、1泊3日・4日など、帰りの日付を延長して予約することはできます。
途中下車は可能か?
新幹線パックのチケットで乗車できる区間は決まっています。
安いチケットは全て途中下車・途中乗車はできません。
もし、どうしても途中の駅で下車する必要がある場合、再度新幹線に乗るときは別途チケットを購入して乗らなければなりません。
学割は使える?
学割と新幹線パックは同時に使うことはできません。
どちらかを選ぶのなら、新幹線パックの方が安いです。
学割は往復割引と一緒に使うと安いですが、それよりも新幹線パックが安いです。
なお、夏休み・春休みなどは新幹線パックにも学生限定の割引プランが多く、料金は他のプランよりも安いことが多いです。
新幹線の往復と宿泊がセットの格安パック。
このプランがおすすめな理由は、新幹線の選択肢が多いことと、ネット予約したチケットが郵送で送られてくること。
1人予約OKの区間も多く、1泊3日などの予約も簡単です。