新幹線が混雑する時期など、空席が簡単に調べられたらいいですね?
そこで、新幹線の空席状況がわかるサイトをいくつかご紹介します。
新幹線の指定席を利用するメリットは、「確実に座れること」や「希望する席を確保できること」にあります。
ところが、何かと混雑する時も多い新幹線。
出発間際に駅へ行ったら、乗りたい列車に空席がないなんてことも…。
そこで、事前に新幹線の空席を調べる方法をご紹介します。
目次
1.新幹線の空席状況がわかる「サイバーステーション」
まず、新幹線の空席状況は「サイバーステーション」というサイトで確認できます。
「サイバーステーション」では、東海道・山陽新幹線の他、全ての路線の「空席案内」「新幹線運転情報」「新幹線個別状況」を確認することができます。
新幹線の空席案内画面では、「乗車月日」「乗車時刻」「列車」「乗車駅・降車駅」を選択すると、普通車指定席・グリーン車の空席状況を確認することができ、帰路の空席を調べるにも「乗降駅逆転」での検索もできるため大変便利です。
サイバーステーションでの表示は駅の案内板と同じように、「○空席あり △空席は残りわずか ×満席」などの表示のみで、空きがある座席まで表示されるわけではありません。
「とりあえず、空席があるかどうかを調べたい」という方はこのサイトで十分です。
2.会員制新幹線予約サービスで空席を調べる
新幹線の予約ができるいくつかの「会員制新幹線ネット予約サービス」があります。
これを利用すれば、空席確認と同時に切符の購入も可能です。

では、各会員制サービスで空席状況を調べる方法を簡単にご紹介しましょう。
「えきねっと」で空席を調べる
東北・北海道・上越・秋田・山形新幹線と北陸新幹線は、「えきねっと」を利用すると、空席の有無を簡単に確認することができます。
空席の状況を確認するには、「きっぷ予約」から利用日時・利用区間を選択。
すると、普通車指定席・グリーン車・グランクラスの空席状況が表示されます。
ここまでは、会員登録もログインも不要。
誰でも簡単に東北新幹線や北陸新幹線の空席状況を確認することができます。
さらに、会員登録すると「シートマップ」で空席状況を確認しながら座席予約が可能。
空いている座席を選んできっぷを予約・購入することができます。

JR西日本「e5489」で空席を調べる
山陽・九州新幹線と北陸新幹線の空席は、JR西日本「e5489」でも確認できます。
発着駅・日時・利用列車を選択すれば、普通車指定席・グリーン車・グランクラスの空席状況が表示され、同時に新幹線料金も表示されるのでわかりやすいです。
そして、会員登録しJ-WESTネット会員になれば新幹線の予約も可能です。
予約はシートマップで空席を確認しながら座席を選ぶことができます。

JR九州列車予約サービスで調べる
山陽・九州新幹線の空席は、JR九州列車予約サービスでも確認することができます。
出発駅・到着駅と日時を指定して検索すると、列車ごとの空席状況がわかります。
e5489などと同じく、会員登録すればきっぷの予約・購入も可能。
きっぷの予約はシートマップを確認しながら選択することができ、会員限定で利用できる格安なきっぷの料金も表示されるので、予約するタイミングによっては安く新幹線に乗ることもできます。

以上が、各会員制新幹線予約サービスでの空席確認方法と、シートマップを利用したきっぷの予約方法です。
これで東海道新幹線を除く、全ての新幹線で空席状況とシートマップの確認が可能です。
しかし、東海道新幹線だけは別の方法を利用しなければなりません。
東海道新幹線の空席・シートマップを確認するには?
山陽新幹線のシートマップは、e5489やJR九州列車予約サービスで確認できます。
しかし、東海道新幹線の空席状況が確認できるのは「サイバーステーション」のみ。
サイバーステーションではシートマップまでは確認することができません。
ところが、別の方法で東海道新幹線のシートマップを確認することができます。
東海道新幹線のシートマップが確認できるのは、エクスプレス予約とスマートEX。
このどちらかの会員になれば、東海道新幹線のシートマップも利用可能。
もちろん、空席を確認して座席を予約することもできます。
この2つには大きな違いがあり、スマートEXは年会費は無料。
エクスプレス予約は年会費は有料(1,100円)です。
しかし、スマートEXの通常予約時の新幹線料金はエクスプレス予約ほど安くありません。
実際には、「空席を座席表で確認できればいい」という方は、年会費無料のスマートEXに会員登録しシートマップを確認しましょう。
ご紹介した通り、会員制新幹線割引予約サービスを利用すると、全国の新幹線の空席状況を確認することができ、そして、座席表を確認しながら空席を予約することができます。
しかも、利用する方法によっては新幹線に安く乗ることもできます。
しかし、新幹線の料金は必ずしもそれが一番安いとは限りません。
新幹線の料金は他にもいろいろな方法で安くなりますので、これから新幹線を利用する方は、いろいろな方法で料金を比較してみましょう。